中国語通訳:通訳資格試験とその仕事
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中国語通訳 広東語

 広東語はおもに香港の人々が日常生活で使っている言語です。またマカオやシンガポール、
インドネシア、マレーシア、ベトナムなど東南アジアでも使われています。さらには、アメリカ
合衆国、オーストラリア、ニュージーランドなどでも、中国系社会の主要な方言となっています。
その使用人口は推定で8000万人と言われています。

 香港では普通話よりも優勢的に広東語が使われ、テレビやラジオ放送、歌謡曲などでも使用されて
いる。広東語といえば俳優のジャッキー・チェンさんが浮かぶ人もいるのではないでしょうか。

 また、清代からの接触や99年間におよぶイギリスの統治などの歴史的背景から、広東語には英語
からの借用語も多くあります。バス、ボール、チーズ、パーティーなどといった語がそのままの発音で
使われ、借用語の例としてあげることができます。

 また、広東語にも他の中国語方言と同様に声調があり、その数は9つです。また、香港での広東語は
漢字の繁体字(はんたいじ)で、広東省での広東語は漢字の簡体字(かんたいじ)で書き表されます。

中国語通訳 上海語

 上海は中国を代表する都市の一つで、首都北京の南、黄河河口流域にあります。この辺一帯の人々が
上海語を使っているわけです。

 上海語の特徴としては、中国の標準語にある巻き舌での発音がないことです。日本人はこの巻き舌
音が苦手です。もちろん通常の日本語に巻き舌音がないからですが。

 私も中国語は学んでいたのでわかりますが、単語一語を発音するときに巻き舌で発音することは
できますが、それが会話の中となるとなかなかうまくはできません。こういった意味からみても、
上海語は標準語に比べて日本人には発音しやすい、つまりなじみやすい言葉になると思います。

中国語通訳 台湾語

 台湾語は中国のびん〔門のなかに虫〕南の方言です。現在台湾では北京語を国語としていますが、
台湾語もまだ残っています。

 統治などの歴史的背景から、台湾語が制限され、びん南語と呼ばれた時代もありました。現在は
民主化が進み、多くの人々が使っていることから再び台湾語と呼ばれるようになりました。

 普通話(主に北京語)は声調と呼ばれる、漢字のアクセントが4つあり、四声といわれます。
これに対し、台湾語には八声があり、声調が違えば意味が変わってきてしまいます。

 台湾語には日本語で表現できない音もあるため、表音が必要になります。また、台湾では中国
大陸で使われている「簡体字(かんたいじ)」ではなく、「繁体字(はんたいじ)」が用いられて
います。

中国語通訳 普通語

 中国は広大な国土をもつ上、さまざまな民族がいるために、中国語と一言に言っても何種類もの
方言が存在します。それぞれに特有の文字や言語を使っていたり、たとえ同じ漢語を母語としていたと
しても、発音が異なるゆえにお互い聞き取れないことも多くあります。

 これを打開するために中国の標準語としてつくられたのが「普通話(プートンフワ)」です。
北京語をもとにつくられました。教育現場やテレビ・ラジオなどの放送ではこの普通話が使われ、
話せるかは別として、ほとんどの中国人が聞き取ることができます。

 また、日本で中国語といえば一般的にこの「普通話」のことで、日本での中国語の学習はほとんど
普通話で行われます。外国で日本語教育といえば、関西弁ではなく、標準語が教えられるのと同じと
考えればわかると思います。

 よって、中国語を学ぶにはまず「普通話」の修得からになるでしょう。

中国語通訳

 近年、中国の経済成長は目を見張るものがあります。経済的に豊かになり、中国人の日本への観光
客も増えてきました。さらに、日本の技術を持ち帰るために研修に来たり、留学、また出稼ぎに来る
人なども少なくはありません。

 同じアジアで近いことはもとより、世界一の人口を誇る中国ですから、中国と日本を結ぶ架け橋的
存在がたくさん必要なことは言うまでもありません。

 最近では大学で学ぶ第三言語としても中国語が多く選ばれ、中国文学や歴史を専攻するような学科
も比較的多くあります。このようなことから、中国語は予想以上に身近な言語と言えるのです。

 通訳が必要なことは述べましたが、ここで問題点があります。それは中国のその国土の広さゆえに、
一言に中国語といってもたくさんの種類があるということです。

 それは日本で言う標準語や関西語の違いを超え、ほとんど通じない言葉通同士もあります。筆記
ならば漢字である程度は通じるらしいのですが、会話となるとさっぱりです。

 よって中国語通訳の場合、普通話(プートンフワ)と言われる標準語的な言葉とさらに上海、台湾、
杭州の言語も知るとよいでしょう。


中国語通訳
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